2014年4月17日木曜日

女虐 Naked Blood






 女虐は佐藤寿保監督が1995年に制作したオリジナルビデオ映画。(ピンク映画)海外での作品としての評価は高く、パリのエトランジェ映画祭にて上映されている。  
 
佐藤監督の「血」や残酷描写はチープだけど観るにはちょっと気合いがいる、でもそんな気分にしてくれる映画はなかなかない。阿部サダヲ演じる主人公の青年が痛みを快楽に変える薬"MYSON"を作りだす。彼の母親は科学研究者でこの薬を母の実験の被験者女性3人(愛禾みさ、林由美香、桐原三果 が演じている)に無断で投与してしまう。“痛みを快楽に変える”という事で被験者の内2人は些細なきっかけで自分自身を痛めつけだす。林由美香演じる主婦は料理中に指を切ったらあら、気持ちいい!天ぷらの衣を自分の手につけ高温の油の中にズボッ、ちょうど良く揚がった手をパクリ。まだまだ足りない、もっと気持ち良くなりたいと女性たちの行為はエスカレートしていく。

後、佐藤監督は「藪の中」で一般映画の世界へオムニバス映画「乱歩地獄」の”芋虫”は監督の感覚を感じる事の出来る見やすい一作としておすすめ。



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